耐震等級を考えてみよう

こんにちは。

皆さん、住宅に耐震等級があるってことご存知ですか?

 

2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」で、

施主に判りやすい耐震性の判断基準として法律で定められました。

 

地震が多い日本だからこそ知っておいて為になる!そんな情報を今回からお伝えしていきたいと思います。


耐震等級とは、建物の強さ、強度の指針で品確法によって定められている住宅性能表示です。

 現在、耐震等級は3つの段階が設けられています。

 

耐震等級1

100年に1度発生する震度6強から7レベルの地震でも人命が守られる程度。


耐震等級2

耐震等級1で想定される1.25倍の地震が起きても倒壊・崩壊しない。

学校など公共建築物に多い等級とされています。

 

耐震等級3

耐震等級1で想定される1.5倍の地震が起きても倒壊・崩壊しない。

消防署や警察署など防災施設に多い等級とされています。

 

100年に1度発生する地震とは、「阪神淡路大震災」と同等の地震です。

この等級が高いほど耐震性能は高いです。

 

平成28414日及び16日に発生した熊本地震において震度7を観測する地震が起きたことを

皆さんもはっきりと覚えているかと思います。

 

あの大地震において、耐震等級の調査が国土交通省から出ています。

建築基準法同等とされているレベルでは301棟の内181棟は無被害とされ

軽微・小破・中破が101棟と報告されています。

建築基準法同等とされる『耐震等級1』でも十分に耐えられていることが分かります。

 

また、『耐震等級3』の16棟の建物では無被害が14

軽微・小破が2棟と倒壊が1棟もないことから

等級が高いほど耐震性能が高いということが分かります。


しかし、決して等級が低いから倒壊・崩壊するということではないということも分かります。

 

ただ、初めにも述べていますが地震が多い日本だからこそ

安心安全な暮らしを送るためには耐震ということも頭に入れながら住宅を選ぶことも大事ではないでしょうか。

 

出典: 国土交通省「熊本地震における建築物被害の原因 分析を行う委員会」報告書のポイント P5

投稿日:2022/10/02   投稿者:髙林勇介