勤続年数
転職して以前より収入も上がったし、家の購入を考えようかな
いや待てよ、転職して年数短いけど住宅ローンは組めるのかな
これ、意外と気になる方が多いのではないかと思います。
そこで、今回は表題のテーマに沿ってお伝えしていきます。
まず、勤続年数ですが金融機関によって異なります。
民間金融機関の調査によると、融資を行う際に考慮する項目として
多くを占めるのは、
・完済時年齢
・健康状態
・担保評価
・借入時年齢
・年収
・勤続年数
・連帯保証
これらの項目が9割以上の金融機関が融資を行う際に審査項目として重きを置いているとされています。
上記にもある通り、やはり勤続年数も大事な要素となります。
では、何年最低勤めていればいいのか
国土交通省の調査によると
勤続年数
3年以上・・・195
2年以上・・・57
1年以上・・・654
その他 ・・・221
出典:国土交通省「令和2年度 民間住宅ローンの実態に関する調査 結果報告書」p.23,32
これらを見ると3年以上勤めていれば問題はないかと思います。
1年以上を見ると半数を超えていますので比較的勤続年数に対しての審査は通りやすいと言えます。
1年未満に関しては、少々審査は厳しく見られるかもしれません。
ただし、1年未満でも金融機関によっては申込み可能の機関もあります。
フラット35は勤続年数に対しての申込要件がありませんので
今回のように勤続年数が短いけど住宅購入に悩んでいる方にも安心して申込みができますので
1つの方法として検討されても良いかと思います。
投稿日:2022/07/11 投稿者:髙林勇介